いつまで他人事のまま?

介護問題、自分にはまだ関係ないと思っていませんか?

あなたの未来にもなりえる話

2015-11-05 08:59:00徘徊Tag: >

みなさん、『介護』や『福祉』『高齢者』・・・これらの事柄について、深く考えたことがありますでしょうか?

最近では高齢化社会が進み、街を歩くと多くの老人と擦れ違います。元気にサクサク歩いている人や、杖をついてゆっくりと歩いている人、お友達同士で楽しそうにおしゃべりをしているなどさまざま。
高齢化社会はとても身近なことなのに、実はほとんどの人がうっすらとしか考えたことがなく、どこか他人事として受け止めているのではないでしょうか。

私の住んでいる市では、月に1~3回程度は『迷い人のお知らせ』が市内放送されます。もちろん、登録をしていれば市内にいなくてもメールで情報が流れます。

「○○市役所から迷い人のお尋ねをします。
迷い人は、△△ △△さん、85歳、
特徴は、身長160cm程度、髪は長髪・白髪交じり。服装は黒のTシャツに茶色のズボンです。
お心あたりのある方は、○○警察署までご連絡ください。」

この放送を聴いて、『実際にそういう特徴の人がいないか、周りを見渡しながら歩いたことがある。今日1日、そんな特徴の人と擦れ違わなかったか思い出そうとする。今、ヒマだから協力して探してみようと思う。』
あなたはこのどれか1つでもしたことがありますか?

そして、この迷い人になってしまった人のことを将来の『自分の親』として捉えたことはありますか?
「まだ先の話」「うちの親はぼけてない」「とても健康的に過ごしている。」
そう思っていても、ある日突然、その時はやってくるのです。

この迷い人は、未来の親の姿。もしかしたら、未来の自分の姿になるかもしれません。